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小喬「そういえばさっちゃんは何軍なのぉ?」
サツキ「何…軍・・・?」
小喬「この学園は学年やクラス分けがされてないでしょっ!?だから学園行事は寮と一緒で魏、呉、蜀に別れるんだよ♪星ちゃんは蜀で私達は呉でね、……あれっ…?もしかして寮じゃないのかなぁ…?」
大喬「昨晩孫堅様がそう言っていましたよ…;」
小喬「そうだっけぇ??」
(ノ_・。)なんかもう頭痛い・・・
サツキ「私は…寮じゃなくて一人暮らしだからさ…」
尚香「無所属なら貂ちゃんと一緒ね♪」
《一ガラガラ-(開)一》
夏侯淵「おっ起きたか!?そろそろ式が始まるからお前ら先に行けよ!」
一同『はーい!!!!』
尚香「じゃあ先に行ってるわね!」
サツキ「………うん…なんかありがとう…」
みんなが出て行くと夏侯淵先生と未だ目覚めない馬バカと3人になった
夏侯淵「お前大丈夫か…?入学早々大変だったなぁ…;」
サツキ「えぇもう本当に。」
夏侯淵「まったく馬超の奴は……」
(-_-)この馬バカは馬超って言うのか…
だが今の私はそれよりも気になる事があった
サツキ「夏侯淵先生はどうして鎧なんて着てるんですか…?」
至極当たり前過ぎる私の質問
だが、世の中の常識はこの学園では非常識だった
夏侯淵「お前…ホンットに何も知らずに入学したのか…?」
(´゚ω゚`)ん…?
サツキ「父がこの学園の校長と親友らしくて…それで勝手に…」
夏侯淵「あー…そっか…」
そう言ったきり夏侯淵先生は黙ってしまった
この時、私の心の中で不安という名の種が芽を出したのは言うまでもない
そしてこの後、この不安は確かなものとなる
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