第1章・波乱だらけの入学式

4/7
1858人が本棚に入れています
本棚に追加
/1453ページ
小喬「そういえばさっちゃんは何軍なのぉ?」 サツキ「何…軍・・・?」 小喬「この学園は学年やクラス分けがされてないでしょっ!?だから学園行事は寮と一緒で魏、呉、蜀に別れるんだよ♪星ちゃんは蜀で私達は呉でね、……あれっ…?もしかして寮じゃないのかなぁ…?」 大喬「昨晩孫堅様がそう言っていましたよ…;」 小喬「そうだっけぇ??」 (ノ_・。)なんかもう頭痛い・・・ サツキ「私は…寮じゃなくて一人暮らしだからさ…」 尚香「無所属なら貂ちゃんと一緒ね♪」 《一ガラガラ-(開)一》 夏侯淵「おっ起きたか!?そろそろ式が始まるからお前ら先に行けよ!」 一同『はーい!!!!』 尚香「じゃあ先に行ってるわね!」 サツキ「………うん…なんかありがとう…」 みんなが出て行くと夏侯淵先生と未だ目覚めない馬バカと3人になった 夏侯淵「お前大丈夫か…?入学早々大変だったなぁ…;」 サツキ「えぇもう本当に。」 夏侯淵「まったく馬超の奴は……」 (-_-)この馬バカは馬超って言うのか… だが今の私はそれよりも気になる事があった サツキ「夏侯淵先生はどうして鎧なんて着てるんですか…?」 至極当たり前過ぎる私の質問 だが、世の中の常識はこの学園では非常識だった 夏侯淵「お前…ホンットに何も知らずに入学したのか…?」 (´゚ω゚`)ん…? サツキ「父がこの学園の校長と親友らしくて…それで勝手に…」 夏侯淵「あー…そっか…」 そう言ったきり夏侯淵先生は黙ってしまった この時、私の心の中で不安という名の種が芽を出したのは言うまでもない そしてこの後、この不安は確かなものとなる
/1453ページ

最初のコメントを投稿しよう!