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「それでは、話を進めましょう」
ルイは、平静を取り戻したみたいで、話を続ける。
「基本ゾンビ達の弱点は頭です。脳を破壊する若しくは、首を切り落とす事で活動停止させる事が出来ます。一部例外もありますが……まぁ貴方には、どちらも関係ありません」
「それは何故ですか?」
「貴方が力を奮った場合、それが指先に当たったとしても、ゾンビは当たった箇所から黒い霧に変わって行き、存在が無くなるからです。」
俺の素敵能力はそこまでの力をwwwwww
俺は理解したことを頷く事でルイに伝え先を促す。
「もちろん普通の武器を使っても、頭を破壊する事で活動停止させる事は可能です。しかしその場合地獄に堕ちます。」
「地獄?地獄って本当にあるんですか?」
「もちろんありますよ」
ヤバいwwww俺なんか100%地獄行きだwwww
「ついでに言いますと貴方は、今のままならギリギリ地獄行きです。」
何ギリギリ地獄行きってwwww言葉の使い方おかしくないwwwww
ん?今のまま?
「今のままって事は、これから何かすれば、地獄行きは免れるって事ですか?」
「貴方には、これからこの世界を正常に戻すべく頑張って貰います。そのご褒美として、死後は天国に行けるように取り計らいます。」
やったwwwwwwwwこれで老後の心配どころか死後の楽園まで保障されますたwwwww
「ところで俺が殺したゾンビたちは、地獄行きを免れるとは、どういう意味ですか?」
「それは、世界を元通りにしたあとその者たちを、生き返らせもう一度、人生をやり直して貰うからです。今ゾンビになっている者の殆どの者は、自らに与えられた。寿命をまっとうしていないのです。貴方が止めをさした者は黒い霧になりますよね。その黒い霧がその者の魂です。それらは天界にのぼりこの世界が正常に戻るまで待っているのです。」
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