咲本家

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「ただいま~」 電車から降りてケータイをいじりながらのんびり家に戻った。 「お帰り!どうだった?」 靴を脱いでいたら、奥からパタパタとお母さんが出迎えてくれた。 「だめ~!なんかチャライの多くてアウト!」 「そんなもんよ~!」 あはは、と笑ってお母さんは言う。 こんな他愛のない話をするくらい、私とお母さんは仲がいい。
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