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鶏ごやに近づくとその子は指をさして
「この子がじべた。」
そこでおれはじべたがなんなのかがわかった。
「でこの鶏はお前が育てているのか。」
「うん!!」
「この子は外に飛び立つために頑張っているの。」
こいつは何をいっているんだと思いつつ
「でこいつのために木に登ったのか?」
「降りられないのに?」
「うっ。うるさい!あんなに高いとは思わなかったし、いいやとりあえずありがとう。」
「おう!」
「さあ~てと教室に戻るかな。」
そんなことを聞いて時計をみるともう授業が始まる時間だ。
「さあて行きますか。あ!!そうだ。俺は中上 真一郎だ。君の名前は。」
「私は石動 のえ」
そう答えて少女はクラスに戻っていった。
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