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だが、グレイヴは今驚いていた。もちろんシエルの属性について、だ。
しかし、そんなグレイヴより驚いていたのは────
「えっ……あ、あれ?あれれ?何で水晶が白いんだろ……?青じゃないの……?………ってあれ?白?ってことは………あっ!!そっか………そういやそうだっけ…………」
シエルだった。驚くと言うよりうろたえている。という感じだが、とにかく動揺していた。
思わぬアクシデント(?)でクラス中唖然呆然とする中、1人冷静にシエルを見ている者がいた。
「やっぱり………光属性…………」
そう抑揚なく呟くのは、あの読書少女だった。
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