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紙にシエルとヤヨイの名前を書き、グレイヴに提出すると、引き換えに鍵を渡された。
「その鍵に書いてある番号がお前らの部屋だ」
グレイヴにそう言われ、シエルとヤヨイは鍵に書いてある番号の部屋に行った。
この先の生活に不安を抱くシエルに対し、無表情を保ったまま不安など微塵も感じさせないヤヨイ。
2人の生活はまだ始まったばかり────
「不安だよぉ~~」
シエルは心の中でそう嘆いた。
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