ヤヨイ・カンザキ

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(ヤーちゃん……何かあったのかな……?) そんな疑問の答えはシエルの頭のどこを探しても見つかる筈も無く、シエルは考えることを止めた。 (いつか話してくれるって言ったから大丈夫だよね?) 「ねぇシエル」 シエルが考えることを止めると同時に、ヤヨイがシエルを呼ぶ。 「なぁに、ヤーちゃん?」 「どうやらご飯の仕度は自分達でやらなくてはいけないらしいんだけど………」 「だけど?」 「食材がないの」 「………え?」 「だから、食材がないの」 「えぇぇ~~~!!」
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