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逃げ出した筈のシエルは、今、ルシアと名乗る幽霊の前にいた。
「幽霊じゃありません!!守護霊です!!」
「お、おおおお化け~~」
「お化けでもありません!!」
ヤヨイに泣き付くようにすがり付くシエルだった。
何故、今シエルはルシアの前にいるのか?逃げ出したのではなかったのか?
その答えを持っているのは、グレイヴだった。
大絶叫をしながら逃げ出したシエルの前に、突然土で出来た手が現れ、シエルを掴んだのだ。
そして、シエルの目の前にグレイヴが現れ、
「召喚しちまったもんはしょうがねぇ。きちんと使い魔契約しろよ?」
「いやぁぁぁああああ!!」
笑顔で言うグレイヴに対し、本日2度目の大絶叫をあげるシエルだった。
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