釣りの原点

4/4
前へ
/5ページ
次へ
私はいつしかオトンの意思をつぎ、オトンの為、私の為に釣りをするようになり、小学校の作文は全て釣りの話をしたほど好きになっていた。釣りを極めることがオトンへのはなむけだと思っていたからだ。 しかし、技術はまだまだ未熟で、やっと練習のかいがあってキャストができるようになったくらい…私は全て独学でやっていた。釣りの本を読みあさり、近所の野池に何度行き、投げまくって…そんな繰り返しでバスは釣れず、1年がたっていた…。 普通の人ならここで諦めるだろう…私は諦めなかった、諦められなかった。今思えばまだ子供だったからできたのかもしれない…。 ブルーギルばっか釣ってた私に、あるおじさんが話かけてきた。そのおじさんは私にキャスト、ルアーの選び方等の基本を教えてくれた…独学でやってた自分に新たな知識が身につく…。私は気付いた…1番近道の方法を…それは当たり前なのだが「人に聞き技を盗む」ということだった。これは釣り以外でも使える近道だ。 ここから私の釣りが芽生えだす…。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加