第一章

13/17
前へ
/43ページ
次へ
私が唯一楽しかったのは、近所のおじさんに 遊んでもらうことだった おじさんには 私と同じくらいの 子供がいて いつも私に 優しくしてくれた 私のことを気にかけてくれていた あるとき.. 『なぁ、お前んとこの父ちゃん怖いだろ?俺の家で暮らすか?子供もおるし1人くらい変わらんから。辛くないか?我慢せんでいいんやで?』 と言ってくれた.. 正直に言えば甘えたかった おじさんのとこにいけば、 こんな嫌な思いは しなくて済むと思ったから でも私がいなくなれば、 母へのいびりは さらに酷くなると思ったから、 いけなかった..
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加