第二章

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姑のお葬式が終わったとき、 私と母だけ 親戚のおじさんに呼ばれた 正直、私は 姑の味方ばかりして 嫌味ばかり言うおじさんが嫌いだった でもおじさんは 私と母に 『毎日お見舞いいってくれてありがとうな。 おばあちゃんな、 俺らのとこに 輝子(母)と佳代(私) の悪口ばっかりゆってて、 それが本当やと信じててん。 でもな、ほんまにおばあちゃんが ゆうてるような子らやったら 毎日にお見舞いなんて いかへんと思うねん。 おっちゃんら誤解してた。 全部おばあちゃんの話鵜呑みにしてしまっててん。 ごめんな。 毎日お見舞い行ったってくれてありがとう。』 ってゆってくれた... 見てくれる人は ちゃんと見てくれてるんだと思った..
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