第三章

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家の中で家事を全部やってても お金を稼がないし 1人増えるだけで 水道代がかなり違うとか 影で言われた それに 子供がなかなか出来なかったから 『まだか?』 『まだ?遅いなぁ』 『出来てから結婚したほうが 早かったのに』 なんて毎日言われた.. 私はストレスと不安とで いっぱいだった... だけどやっと、 赤ちゃんを授かった この家には 誰も私の味方を してくれる人はいない.. でも、やっと私にも できたような気がしたんだ.. ちいさなちいさな命だけど、 おっきな希望だった これで咲哉も義父母も 少しは変わるよね?
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