新世界の始まり

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「…行ってきます。」 誰もいない家のなかに寂しく挨拶をしてでてきた1人の女の子。 背は低め。身体中から暗いオーラを発していて、少し近寄り難いが目がクリッとしていて意外と可愛い。名前は宮灘春華(みやなだ はるか)。今日江野川二高に転校してきたばかりだ。 (2―1は何処だろう…。) 春華は教室を探していた。2―1は宏人と同じクラスだ。みんな元気が有り余っていて、面白くて、変なところで盛り上がって、意味のないところで団結する端からみればおかしなクラスだ。
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