国盗りの罠

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―ドルマナ― 此処は黒羽を雇い罠にはめていた国 王家の圧政によって国は荒れ王族は民衆からは嫌われていた。 そんなドルマナ王は王宮のベランダから月を見上げていた。 (紅い月か、不吉だな……ん、あれは?) 紅い月に二点の小さな黒い影 影はだんだんと大きくなり人の形を取ったと思ったら2つの影がドルマナ王の目の前に降り立った 「な、なんだおまえらは!?」 片方の影が無言で刃を降り下ろす ザシュ!! ゴロン ドルマナ王の首がベランダの床に落ちる 表情は驚愕のまま永遠に凍り付いた
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