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「これは凄いですねーまさに化け物だ」
キィン
反射的に声がした場所を斬った2人だがそこには何もなく2人の剣だけがぶつかり合った
「何!?どこだ!」
黒羽が辺りを見渡すが辺りには人影らしきものはなく、人が隠れられそうな場所も黒羽たちがぶっ飛ばしたので存在しない
「ほほほほほ……上ですよ、上」
黒羽と牙が上空を見上げるとそこには髭を生やした執事風の男が空中に立っていた
「誰だお前は!?」
「私には名乗る名前などありませんが、ある上級魔族の方の執事を務めさせていただいています。どうぞお好きなようにお呼び下さい。」
「んで?執事が俺たちに何のようだ?」
「我が主がゲルバ王国の王宮にてあなた様方をお待ちになっておられます。私はお2人をお連れするよう命ぜられております」
「は!?どうい……」
黒羽が詳しい話を聞こうと口を開いた瞬間辺り一帯の景色が歪み、次の瞬間には歪みと共に黒羽と牙それに謎の執事の姿までが消えていた
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