白と黒

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    咄嗟にドアノブを握った手を放し 少し開いたドアの間から 中を覗き込んだ 「そろそろ… あのヴァンパイアを 処分しないとな…? いや…Kingに回さないと…」 見知らぬ黒い服装の 厳つい男が言った。 「Kingに回す手伝いをすれば 俺に強大な力を与えてくれるんだろ?」 神父が言った。 何だ…? ヴァンパイア? 俺の事か? 神父が俺を処分するだと? 気になったので 赤ちゃんを椅子の片隅に隠して来て 小部屋のドアを開けた。 「神父! どう言う事なんだ!?」 と神父に聞いた。 「聞いていたのか… さて、お前を受け渡そうか。」        
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