詩)理想郷。

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まるで嘲笑うかの様に ぼんやり朧気な姿で 弄しては去って行く 執拗なまでに のどかな夢とはまるで違う 海の向こう、未開の地。 笑みを浮かべ、両手を広げて。 憎しみさえ抱く 無くしたものは何時までも 律儀にもその場で ただ見つけられるのを待つ つまりは全てが虚しい f 20090531
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