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~昨日より……未来~
『大ちゃんのばかっ!』
「ちょ、おい!」
あー……
裕翔のヤツ、全力で逃げやがった……
どうしたもんかね、まったく。
それもこれも……
・・・
コイツのせいだ💢
ー 話は数分前にさかのぼる ー
おれこと有岡大貴が、恋人の裕翔と楽しく、
そらもう楽しくしゃべっていたら、
そこに、あんのアホ高木"が……
[暇~。大貴ぃ俺とラブラブしよぉ~。]
てな感じであろうことか、俺に抱きついてきたのだ。
もちろん振り払ったさ!
そしたら、高木"のヤツ💢
[つれないなぁ。ま、今日はコレでいぃや。]
((CHU))
『ああぁあ!キスぅ!
っグスン……』
「裕翔!?」
『大ちゃんのばかっ!』
んで、今に至る。
まあ、実際唇のすぐ手前でリップ音たてられただけ。
つまり、
「高木"ぃ💢?お前、裕翔と俺をからかったわけね?」
[だって暇だったんだもん。ま、ココまでうまくいくとは思わなかったけど。]
「てんめぇ💢」
[ほら、早く裕翔追いかけな。
裕翔の角度からだと完全にキスしたように見えたよ。]
んなこと言われなくても分かってる!
「次は、ぜってぇ許さねえぞ!」
そういって俺は駆け出した。
あいつは多分……
「裕翔っ!」
バタンッと派手に音を立てて、楽屋のすぐ横、
今は使われていない部屋のドアを開けた。
『ック……グスン…ふぇ』
やっぱり
ぎゅっ
『だいちゃぁ?』
「ごめんな。
あれ、高木"がからかっただけだから!」
そういって詳しく説明した。
説明してる間に、ふつふつと怒りが沸いてきた💢
あんにゃろ💢
次あったら仕返しだ!
『大ちゃん……誰ともキスしちゃいゃだょ……』
っと、やべ。
怒りに任せて自分の世界入ってた……
「ばぁか。誰ともしないよ。裕翔以外は。」
((CHU))
『っ///』
「その顔ヤバイから…」
かわいすぎ。
『大ちゃんのせいだよ?』
((CHU))
「///」
今度は俺が赤面する番。
「『大好き』」
2人で顔を見合わせて、クスクス笑った。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ……
高木に感謝だな。
雨降って地固まる。
昨日より今日。
今日より明日。
もっと、ずっと
深まる絆。
2人の赤い糸。
今日より明日。
俺等の
未来
~END~

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