見果てぬ夢

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  まぶしすぎる太陽に  瞳を閉じてしまった僕は  君を見失ってしまった      大切な時(時間)を共に過ごしたこの海で  泡のように消えてしまった君      海のにおいと  よせてはかえす涙の音だけが  あの時となに一つ変わらず時をつむぐ      青く澄んだ空と海に抱かれ  僕はまた君のまぼろしを見つめる      あのおだやかだった日々は  もう二度と戻ってこない…      
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