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忘れられない日から
何度目かの春が来た
ちょうど桜が散り急ぐ頃
今も変わらず花びらが優しく足を撫でる
いつからか泣けなくなった
孤独という部屋の中に
膝を抱えて毎日を漠然と過ごす
好きだから別れる
重荷になんかなりたくない
甘えるたびに遠くに感じるあなた
最後に演じてやった
精一杯背伸びして
きれいな愛などどこにあるのだろう
いろんな感情に惑わされ不安が生まれる
もう一度手をのばしたい
絡めることのない指先は冷たく凍り
それでも求めて続けてしまう
あなたの暖かさを…
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