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後に俺は会場へと辿り着いた。
そこは円形の闘技場で外壁が崩れ落ちているのを見ると古い建物だとわかる。
俺は入り口で受け付けを済ませると、中に入り開始を待った。
そして数分後。
「皆様、たくさんのご参加ありがとうございます」
ざわついていた場内だがアナウンスが流れると静まり返り声のする方へと体、顔を向ける。
すると、そこに一人の赤いフードを被る老人が高台の上に立っていた。
「本日約千名の方がこの会場にいらしております。
この中から三名、厳密な審査の結果選びたいと思います」
その瞬間、会場は大いに盛り上がり歓声に包まれる。
「では、早速選考会を始めます」
そう言うと老人を中心に闘技場を二つに区分する赤い光が現われた。
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