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あの人に出会ったのはかれこれ
五年前の話だった。
私はよく
休日にふらりと
電車に乗って
出かけるのが
自分の中でブームだった。
知らない土地を
歩きながら
眺めたり
うまくはないけど
写真を撮ったり
デッサンしたり
その1日を楽しんでいた。
ある日、帰りに
私を引きつける
建物があった
そこの看板には
『晴春~ハルハル』と鮮やかにかかれていた。
今は秋なのにと
思い看板とにらめっこしながら
勝手にカメラに
その看板を収めた
時間も時間だったため『晴春~ハルハル』はやっていなかった。
来週また私は
ここに来ようと
思いながら
駅へと向かった。
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