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「久々だなぁ、ボール投げるの。」
祐は軽く振りかぶって、京子に投げた。
『あっ、そっか。部活引退してから野球から離れてたもんね。』
「ああ。おかげさまで体がなまってるよ。」
『未来高校で野球部に入るの?』
「受かってから考えるよ・・・あっ!」
祐が投げたボールは京子の遙か上をいった。
『どこ投げてんのよ!』
「すみません。」
京子はボールを拾うと、力一杯祐に投げた。
「おっ!ナイスボール!」
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