第一章

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そして、何時の間にか先輩の顔を凝視してしまっていた事に気付く。 慌てて目をそらしながらも、頭の隅ではさっきまで見ていた先輩の顔を思い浮かべる。 …何て言うか… 城己先輩。 噂では 『現代に舞い降りた王子だ!!』 って、周りの女子から聞いてたんだけど… ‥その、 何て言うか…オーラが王子‥て言うよりも… 不良(ヤンキー)的、どす黒いオーラをまとっている気がするのは…… ‥私だけかなぁ…? だって、何か‥空気が痛いんだよね。 .
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