第一章

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最初こそ、声を震わせながらも言葉を紡いでいたが、耐え切れなかったのだろう‥ 早口に捲くし立てて走って行ってしまった。 逃げる様に走って行く女の子の背中を見つて思う。 勿体無いなー‥ そりゃ、顔だけの問題じゃないけど…あんな純粋そうな子… 私が男だったら絶対付き合ってるよ。 何て事を考えて、もう一人の男の人が去るのを待っていた‥んだけど、 「盗み聞きとは良い度胸してるね。 その色‥あんた2年だろ?」 .
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