現実逃避
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サイレンが響き渡る。 誰にも聞こえないはずのそれは私の中で膨張していく。 誕生日おめでとう、卒業おめでとう…ちっともめでたくない。3月は誕生日に国家試験に卒業式だの引っ越しだの行事が沢山あった。 東京の一人暮らしを終えて地元に戻り、美容の専門学校を卒業したての私は4月から憧れの美容院で就職を…というわけでもない。 出来るならば美容とはかけ離れた仕事がしたかった。 専門学校ではいい思い出がなかった。
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