サクラとスミレ

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私は泣き続けた。 翼は泣き止むまで ずっと抱き締めてくれていた。 サクラ 「ありがとう…翼」 翼 『目腫れてる。』 サクラ 「うん…」 翼 『俺んちにくる?自分の家にいるよりは気楽だと思うけどっ…?』 サクラ 「でも迷惑かけるから。」 翼 『大丈夫俺しかいないから』 サクラ 「ありがとう翼」 私は親に連絡し 今日は翼の家に泊まる事にした。 着替えは取りにいったけど なるべく顔を見られないようにさっさと家を出てきた…。 翼 『荷物持とうか?』 サクラ 「大丈夫。」 翼 『じゃ行こっか?』 サクラ 「うん。」 こうして私達は 翼の家に向かって歩き始めた。
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