prologue

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  雨が止んだ  今まで降っていた雨が嘘のように晴れて、私が一番好きな青空が見える。  ソラ、ありがとう。  空気は澄んで、息がしやすい  嗚呼、私……幸せだ  何度も何度も深呼吸の様に息をしようとしても何故か息が上手く出来ない。  良かった……将、助かったよね?  私、ソラの言葉を聞いて驚いた。でもそう簡単に命を懸けることなんて出来なかったの。 ……でも反射的に―― ……ねぇ将。 将は私のこと、命を懸けられるくらい   好きでしたか?  
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