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両親が死んだ。
久しぶりに父さんが家族三人で出かけようと言って、家族で出かけた帰り。
慎ましやかな生活。
俺は後部座席でうたた寝をしていた。母親は助手席で父親と談笑していた。
綺麗な笑顔。
幼い自分はそれを見ながら、でも瞼の裏に焼き付けそのうち子供らしく遊び疲れて睡魔に身を委ねたーー。
突然の振動と衝動。
目に映ったのは炎獄ーー
追突車とか加害者が居るとか成りうるものが無い、突然の炎上ーーー。
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