1日目

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『…ん、ふぁ~あ。』 寝ちゃったんだ、まぁいいや 今日から並中に行けるし、山本君におはよう言って、朝ごはん作るん……あれ? 『あたしの部屋…?』 なんか見慣れた部屋だと思ったら、自分の部屋かよ!!! とにかく時間は何時なんだ?って思って時計をみたら 『8:19…、遅刻するぅ!!!!』 ダッシュして、学校に行けば案の定遅刻… あと、あと…10分あれば!!! 「霧崎~、遅刻した理由を言ってみろー」 『はい、先生!!!現実逃避してたら遅刻しました!』 「みんなー、霧崎はよほど反省文書きたいみたいだ!!」 『えぇ!!??嫌ですよ~!!(泣)』 こんな感じに今日は終わった てか、なんでリボーンの世界から帰って来たんだろ… 帰ってベッドの上にねっころがり、考えていたらまた眠ってしまった 『……あれ…?』 ここは山本君の家、あたしの部屋として使っている和室 どうなってんの!!?また来たんだよね?頭から煙り出るぅうぅ!!! "説明してやる" 『ん、初代!!?』 "お前がこちら(リボーンの世界)で寝ると、現実に戻る。現実で寝ても同じことが起こる" 『それ早く言ってよ!』 "うむ…。すまなかったな、でわ……" 『ちょ、初代!!??』 彼の声は聞こえなくなった 朱祢はしばらくぼーっとしていたら、どたどたと階段を上がってくる物音が 扉を開けると山本君が息を切らしながら上がってきたのだ。 「はぁ…はぁ……」 『山本君…?』 「何処行ってたんだよ!!……いないから、心配したんだぞ?」 『ゴメン…、あたしにも分からなくて……。なんか寝たら世界を行き来できるのが、今わかったばかりで……』 「そうか、そうだよな!!悪い、怒鳴ったりしちまって!!お詫びに朱祢の好きな飯にしてやるよ!!」 『あたしもいきなりいなくなってゴメンね?なら、って今何時?』 「今は、8時10分……やっべー!!遅刻しちまう!!!」 『また遅刻は嫌だぁああぁ!!!!』
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