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--コンコン
(し~ん)
『失礼しまー…す、山本君朝だよ?』
「ん…あぁ、おはよう…」
『どうしたの?気分悪いの?』
「いんや…夜に野球の番組やってて、見てたら寝不足になったんだ……」
うとうとしている山本君
なんとか起き上がったが今にも目を閉じそうだ、現に今閉じてるよ!
『…山本君寝ちゃダメ!!朝ごはん作ったんだよ、私』
「朝ごはん…?朱祢が?」
『うん!』
するとさっきのが嘘のように目を覚ました、びっくりだ
着替えのため先に行って山本君を待っているとすぐに下りてきた、早ッ
「うわぁ俺の好きな卵焼きあんじゃねーか!!サンキューな朱祢」
「武、朱祢ちゃんは弁当まで作ってくれたんだからな。感謝しろよ!!」
『いえ居候してるんだから当たり前ですよ』
山本君はあたしの料理をおいしそうに食べてくれた、それが嬉しかったんだ
誰かのために料理を作るっていいよね!
『「行ってきます!!」』
「いってらっしゃい!!」
登校していると周りからすごい見られてるのに気がついた
すごい視線が痛いよ;
山本君は全く気がついてないようだ
中学校が見えてきたと思ったら校門前で誰かが仁王立ちしている
誰だ、朝からはた迷惑なやつは…
周りの人なんか変な目で見てるよ
「な、あれ持田先輩じゃね?」
『まさか、…ホントだ』
「山本武!!貴様…」
「なッなんスか?」
「何故霧崎朱祢と登校している!!?」
『なんで…って、いッ一緒に来る約束してたんです!!』
山本君に目で合図して、上手く合わせるように促した
山本君も頷いて上手く話を付けようとしたが…
「山本武!!お前に決闘を申し込む!!!」
「な!!」
『何言ってんですか!!?』
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