453人が本棚に入れています
本棚に追加
/113ページ
『ううん、ホントにごめんなさい』
「私が…ぶつかった……んだよ?なんで貴女が?」
『んー…なんとなく?』
クロームは疑問に思ったが、立ち上がり服についた土を払った
彼女はもじもじしていたが、そっと座り込んでいる私に手を差し出した
私はそれに捕まり立ち上がった
『ありがとう』
「(クスッ)いえ、こちらが悪いので…不注意です」
口調が変わった
声は彼女だ、姿も彼女のままだが…中にいる人は違う
『…六道骸……?』
「おや、知っているんですか?アルコバレーノが言っていた通りですね。」
『リボーンが…あのお喋りちゃんめ』
「クフフ……、ではまた…。あぁ、この子とも仲良くしてあげてください」
『もちろんです!』
そう言うとクロームに戻った
彼女は何も覚えていないようだ
『…えっと、私霧崎朱祢よろしくね?』
「私…クローム髑髏、よろしく…」
『クロームちゃん、今度…遊びに行こうね!ぶつかったのも何かの縁だよ』
「!!~~/////」
クロームは走り去った
恥ずかしがり屋はそのままのようだが、そこがかわいいよね
最初のコメントを投稿しよう!