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『てか、あたし…サイズ言ってないのに……まぁなんとかなるか!』
制服を持ち、立ち上がる
皆は?を頭に浮かべた
『お邪魔しました、ご迷惑おかけるので…帰ります』
「か…えるって……」
「空から降ってきたやつがどこに帰んだよ」
「そーだぜ、まだ時間あんだしよ!!」
『でも、いつ帰れるかわかんないし…やっぱ野宿します!!!』
そう言うと彼女は扉に向かったが!!
ゴンッ!!!
扉にぶつかった
正確に言えば開いた扉に顔面をぶつけたことになる
『~~!!!』
「あら、ごめんなさい。大丈夫…?まさかぶつかるなんて」
『いえ、悪いのは自分…ですから!』
「はい、スクールバックに靴、筆記用具にノートかってきたわよ」
朱祢に渡されたのはビアンキが買ってきた学校にいるのばかり
つか、ビアンキさん!
実際に見ると美人さんがさらに美人さんだ!!
「私に何かついてる?あぁ、ゴーグル付けてないと隼人が倒れるからってツナが言うのよ。バカでしょ、どこの世界に姉を見たら倒れる弟がいるのよ…ね?」
「(目の前にいる!!!!)」
ツナは内心叫んでいた
目の前にいる人は自覚してないし、どうなってんだって状態だ
そんな中山本が口を開いた
「そーいや、名前なんてんだ…?」
『あ、霧崎…朱祢』
「ふぅん、んじゃ朱祢な!」
『(名前呼ばれた///)』
一人顔を赤くしていた朱祢
山本はさらに言葉を続ける
「なんならさ、ウチに来ないか?部屋は空いてるし!」
「そうだな、ツナん家は居候ばかりだからな」
「お前もその一人だろ!!!」
『…山本、くんの家……?ってことは竹寿司!!?』
「ん、あぁ!!毎日寿司食えるぜ!!!」
『でも、お父さんに迷惑かかるんじゃ…』
「さっき連絡したら、看板娘ができるって喜んでたぜ?」
後戻りできないッ!!!
てか、この笑顔に勝てない!!!なっ?って笑顔で言われたら、はいしか言えないよ!
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