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福島県のとある場所にその会社ビル『FERCMAG(ファ-イ-ストリサ-チモバゲ-)』はある。
会社の入り口を入ると、受付があり、その近くにエレベーターがある。
エレベーターの扉が閉まりかかっている時に
「あ!すいませーん乗りまーす!」
と若干、小走りでエレベーターに乗り込んで来たのは外村 光二。この会社『FERCMBG』の社員だ。
「外村君、おはよう。エレベーター間に合って良かったね!けど…寝癖ついてるよ。」
と少し笑いながら外村に声をかけてきたのは、外村と偶然同じエレベーターに居合わせた市川 広子。彼女もまたこの会社の社員だ。
「マジですか!?実は最近、Wiiっていうゲームにハマってて、寝不足気味なんですよね…。」
と、市川に返すと、
「え!Wii持ってるの!?良かったら今度貸してくれない!?私も一度やってみたいんだぁ!」
と市川は声のテンションを上げて外村にお願いした。
それに対して外村は、
「まずは僕が堪能し終わってからね!…その頃にはブームが終わってるかな?」
と若干、イジワルに答えた!
それに対して、
「ヒド~イ!」
と返す市川。
そうこうしている間に、二人が所属するフロアーに到着した事を知らせる音がエレベーターから鳴り、二人の目の前の扉が開く。
二人はエレベーターから降りて、廊下を歩き所属するオフィスのドア前まで足を運ばせた。
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