~第一章~ アヴァロンの死神鴉

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ドタドタドタドタ…… ガチャ! 「す、すいません……遅れました……」 そう言うのはクロウ。アヴァロンの新米の戦士だ。 勿論ランクは最低のE。 「おやおや………貴方達の遅刻癖はいつまでも直らないのですか?」 と、優しい口調ではあるが、実はこの優男、アヴァロンの隊長である。 名は、アルト。ランクはAである。 「……くっ、クロウ……またお前のせいで………」 此方の少年はレイヴン。一応、クロウの師匠である。 ランクはB。 「ひぃ!?す、す、すいません師匠!!」 「まあまあ…落ち着いて……さて、貴方達を呼んだのは他ではありません。今回のミッションの説明をします。」
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