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まず僕と彼女が居る
僕の世界はそんなものだ
なんてことはない
僕の抱えられる分だけでいい
僕と彼女はいつも一緒に居る
意図的にではない
僕達は取り残されているのだ
普く世界から
余り者同士
必然的にそうなってしまったのだ
僕は知っている
彼女が嘘の顔で笑っているのを
彼女が嘘の声で笑っているのを
彼女が僕に嘘をついているのを
僕は全て知っているのだ
僕は
彼女が嫌いなのだろうか
彼女が
僕を嫌いなのだろうか
僕は
彼女も彼女が彼女は彼女の彼女や彼女と彼女で彼女を彼女に
依存をしている
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