第2章 【火の国から反撃】

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第2章 【火の国から反撃】

翌日、起きてみると基地内部ではある事がきっかけで大騒ぎになっていた 仙石はまず服を着替えて廊下に出てみると後ろから誰かに呼ばれた 芳田:「仙石さん、今さっき基地司令がお呼びになられてましたよ。」 仙石:「そうなのか? 今から司令室に行って来るわ!」 芳田:「分かりました。 機体の整備は高井さんとやります。」 仙石:「ありがと。」 仙石は司令室を目指して廊下を歩いていく 司令室の前に着くとドアを3回叩いた 的場:「入って良いぞ。」 仙石:「失礼します。 ご用件とはなんですか?」 的場:「先ほど北九州市上空を偵察飛行をしたRF-4EJより報告があった。」 仙石:「その報告とはなんですか?」 的場:「北九州港の東埠頭に空母『リガ』・『トリビシ』が停泊しているようだ。 その他にはアリゲーター級戦車揚陸艦4隻、ロプーチャ級戦車揚陸艦3隻、キエフ級空母2隻、キーロフ級大型ミサイル巡洋艦2隻、スラヴァ級ミサイル巡洋艦3隻、カーラ級大型対潜艦4隻、ソヴレメンヌイ級駆逐艦10隻、モスクワ級対潜巡洋艦1隻、タランタル級大型高速攻撃艇多数が確認された。 それと潜水艦『おやしお』の衛星通信では東日本軍の赤衛機動艦隊も確認された。 そこで仙石に今回の任務を任せたいと思うんだが、良いかな?」 仙石:「了解しました!」 的場:「それと今回の作戦では司令部直轄の整備区隊よりF-2改が配備されたのでそれを使用するように。」 仙石:「ありがとうございます。 心して使いたいと思います。」 的場:「それと悪いニュースだが、アメリカ合衆国が今回の第2次日本戦争に介入しない事になった。 東日本軍にはソ連が荷担してやがるのに… だが、悪い事ばかりではないぞ。 欧州やアメリカの義勇軍などが派遣されるみたいだ。 それにアメリカも軍の派遣はしないものの、武器弾薬の輸出をしてくれるそうだ。」 仙石:「まぁ、アメリカもキューバ核攻撃とベトナム戦争による傷が癒えてませんので仕方がありませんよ。」 的場:「そうだな。 では、本日2000を以て作戦を発令する!!」 仙石:「了解致しました! 退室します!」 仙石が司令室を出ると藤田が待ち構えていた 藤田:「なんかやるのか?」 仙石:「詳しい話はあとで話すからとりあえず待機室に行こうぜ。」 藤田:「了解した。」 仙石と藤田はパイロット待機室に向かって雑談をしながら歩き始めた
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