第1章 【東の鷲】

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この日、仙石は各パイロット達と協同して東日本軍を撃退する事に成功する。 戦果は仙石の個人撃墜で4機、協同撃墜で7機とゆう成績を収める。 全体の戦果は撃墜17機、撃破8機、大破5機、未確認撃墜3機でこちら側の被害はF-16Jが3機、F-15Jが2機、F-4EJが4機と少なからず損害を被る事になってしまった… 2008年8月15日夕方 仙石:「こちらグリフィス、着陸許可を願う。」 管制官:「着陸を許可する。 速度を落として着陸態勢に入れ。」 仙石:「了解。」 観測士:「誘導灯が照らされているので分かりますね?」 仙石:「それくらいなら分かるよ。」 そう言っているうちに仙石の愛機『F-4EJファントム』が着陸する。 整備兵:「おかえり。 とりあえず駐機スペースにあなたの飛行機を停めてください。」 仙石:「了解。」 観測士:「整備しないといけないなぁ~」 仙石:「はぁ~、やっと着陸したか。 地上が恋しかったよ。」 観測士:「そうですね。 また機体の整備をしないといけませんね。」 仙石:「そういえば君って名前なんてゆうん?」 観測士:「な、名前は… あすか… 芳田 明日香って言います。 改めてよろしくお願いします。」 仙石:「可愛らしい名前だ… って、女の子なん?」 芳田:「名前の通り女の子です!」 仙石:「へぇ~、可愛らしいから部隊のマスコットになってみたら?」 高井:「………… どうゆう事?」 実はいまさっきから仙石の後ろに高井が居たのだ。 仙石:「えっ!? な、なに!? 高井居たの?」 高井:「いまさっきから居ましたけど、彼女には可愛らしいって言うのに私には可愛らしいの一言もないんですね。」 そうやって言うと高井はパイロット待機室に向かって歩き始めた。 仙石:「ちょ、ちょっと待ってよ。」 高井を追いかけて仙石も歩き出した。 藤田:「まぁ、あいつらギクシャクしとるけど、かなり仲が良いんだよ。」 芳田:「恋人同士なんですか?」 藤田:「ん~、違うんじゃないか? まだそんな雰囲気ないし。」 芳田:「そうなんですか。 なんか二人ともお似合いですね。」 藤田:「そうか? お腹空いた事だし、続きは食堂で話そうや。」 芳田:「良いですよ。 ちなみに機体の整備はちゃんとしないとダメですよ。」 藤田:「まぁ、後で整備するかな。」 藤田と芳田は雑談を話しながら食堂に向かった。
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