106人が本棚に入れています
本棚に追加
〔ロシア連邦の首都モスクワ。12時15分。アパート内125号室前廊下。〕
ジャックは、仲間の待つ部屋の前に立っていた。
そして・・・。
“コン!コン!"
ドアをノックすると、中から女性の声が聞こえた。
女性「フラッシュ。」
ジャック「サンダー。」
鍵が開く音が聞こえ、俺は部屋の中に入る。
すると、部屋の中には若い女性がいた。
〔125号室内。〕
ジャック「全く、もっとマシな合言葉はないのか?」
女性「仕方ないでしょ?、敵味方か、わからないんだから。」
身長は大体160くらいだろうか?
金髪でポニーテールの髪型をした女性が言う。
エレナ「貴方がジャックね、私はエレナ・ウィルソン。エレナと呼んでね。」
BSAAに入って4年の彼女は、どんな困難な任務でも遂行するベテランだ。
そんな彼女が、今回の任務の相棒か。
ジャック「よろしくな。それで今回の任務は?」
俺は、単刀直入に聞いた。
任務が一番気になったからだ。
エレナ「本部の情報によれば、ここから北にある小さな村にテロリストのアジトがある可能性があるらしいの。私達は、村に潜入してアジトがあるかを調査するのが、今回の任務よ。」
実に簡単な仕事だな。
すぐ終わるだろう。
エレナ「でも、おかしいの。」
ジャック「おかしい?」
すると、エレナが疑問に思っている事を話始める。
エレナ「最近、その村で失踪・猟奇事件が多発しているみたいなの。」
随分と興味深い話だな。
エレナは更に話を続ける。
エレナ「その事件で唯一生き残った1人の男性がいてね、事情を聞いてみたの。そしたら、“化け物"を見たって。」
化け物?
ジャック「詳しく聞かせてくれ。」
エレナが頷き、事件の詳細を話始める。
最初のコメントを投稿しよう!