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「大きな屋敷ね」
「帽子屋だからね」
「…答えになってないわよ」
帽子屋の屋敷はほんとうに大きかった。まず門がとてつもなく大きい。そして見るからに重い門にはトランプのダイヤが装飾に施されていた
中の屋敷は白で統一されている庭もそれまた大きい。
「一体どんな人が住んでるのかしら」
「帽子屋だよ」
「はいはい…」
ノアとは会話になりそうでならない…
「何してるの」
「なにかよう?」
いきなり後ろから声をかけられた。後ろに見ると14歳ほどの男の子二人がこちらをみている。
「ど…どちらさまですか?」
「俺はジュン」
「僕はジュイ」
ジュンとジュイと名乗った男の子は胸に赤く大きなリボンを付けていて。ジュンが短パンにソックス。ジュイが短パンにブーツという服装。黒いベストに袖が開いていてひらひらが付いているためシャツをいている。髪は綺麗な水色でジュンがショート ジュイがロングだった
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