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…殺さ…れた?
なんで殺すの
なんで…
アリスを探してるの…
「アリス…」
「…大丈夫よ。ノア」
私の肩にそっと手を沿えるノア。とても心配そうな表情がみえる。とても綺麗な赤い瞳がくすんで見える。
「で…私はどうすればいいの?帽子屋さん」
「カルタで構わないよ。君はセシルを…白うさぎを止めなくてはならない。殺される前に。ノアかセシルを選べばいい」
だから
その選ぶというのかイマイチ解らないんですけど…
「すぐに答えはださなくてもいい。ゆっくり時間をかけて自分自身で決断するんだ」
「…わ、わかったわ。いろいろありがとうカルタ」
「私もアリスに会えて嬉しかったよ。いつでも此処にきなさい」
「ありがとう」
私はノアと共に帽子屋の屋敷を後にした。
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