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アリスとノアが屋敷の外に出た事を確認したカルタは静かにユウラに告げた
「アリスの中の-彼女-が現れる前兆があれば…殺せ」
「御意。カルタ様の仰せのままに」
深く頭を下げたユウラそのまま屋敷と中へと姿を消した。
「-彼女-が帰ってきた。また…
あの悲劇が繰り返される前に
食い止めなくては…」
テーブルに肘をついて頭を乗せる。カルタの口角が細い三日月型に笑う。
─────アリス。
────君はこれから一体
───どうするんだい?
──この世界を破壊に
─導くのかい?
それとも…
、
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