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「あれ?なんで私泣いているのかしら…」
「アリスは帰ってきたんだ。あんな"牢獄"みたいな世界からね?だから悲しまないで。みんなアリスの"笑顔"が見たいだけなんだ。だから…笑ってよ。俺はアリスをアリスを悲しませるモノから守ってみせるから。」
"牢獄"みたいな世界…
そんなふうに言わないでよ
確かに辛い事がたくさんあったけど私は…
「今日はもう遅いからゆっくり休んで。明日からはまた忙しくなるから」
「わかったわ」
「おやすみ。俺達の愛しい"アリス"」
そう言うとノアは部屋を出ていった。そしてまた一人きり…部屋に取り残される…
お願い…置いていかないで
私イイコにして居るから…
優しく撫でて…イイコだと頭を撫でて…
もう…一人にしないで…
「考えるのはもう辞めよう…」
そして私はベッドに横になった。
-アリス…。
-また一緒に…
-僕と…-
、
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