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赤い紅い城の中…
美しい紅く長い髪をした女性と白兎-セシルが話をしていた。
「どうなんだ?セシル。今回のアリスは」
「"アリス"は"アリス"。"アリス"は一人だよ。」
「じゃぁ今回のは…」
「うん。[当たり]…[本物]の"死神アリス"だよ」
「そうか。なら我も会うとしよう。アルフォード」
女性が指を鳴らすと黒いコートを来た長身の男性が現れた。
「お呼びでしょうか?」
「我は"アリス"に会いたい。アリスを監視してこい。黒兎に気付かれぬようにな。まぁ…アイツはお前の事を知らぬだろうがな」
「御意。」
頭を深く下げるとアルフォードと言われた男は姿を消した…
「アリス…僕だけのアリス…。また一緒に歩いてくれるよね?」
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