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[アリス]
ほら、また聞こえる
私を呼ぶ声
ねぇさんじゃない声が
[みつけた…]
[えっ]
[僕だけのアリス]
[ちょっとなによっ]
いきなり現れた白い男の人が私の目の前に現れて近づいてくる
いやヒトではない…
頭には白く長い耳がついている
そう 兎耳
兎耳がついている以上人とは
呼べない
[は…放してっ]
[アリス。僕と一緒に帰ろう]
[え??ってうわぁっ]
兎男は私の腕をつかむ
[僕と帰ろうよ。暗闇の国僕たちの国に。]
兎男はパチンと指を鳴らした
そして私は
眠りに堕ちた。
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