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彩の希望でお墓は海が望める場所にした。そして毎年7月11日は大好きな花であるアイビーゼラリズム。花言葉は真実の愛で素敵。ただそれだけの理由で好きになったのである。
「また来年来るよ…」
と一言言って、墓を後にして、車を走らせた。
そして、喉が渇き始めて途中でコンビニにより、コーヒーを買っただけで帰ろうとしたら、今まで気付かなかったが目と鼻の先に髪は腰ぐらいで白のワンピースの少女が立っていた。その下には海が広がっている。そして優斗は嫌な予感を感じていた事が現実になる。
「!!」
少女は飛び降りた。優斗は走り、少女の腕を掴んだ。少女は驚いた顔をしている。
「っはぁ…間に合った…」
少女の顔が驚きの顔から悲しみの顔になった。
「どうして助けるの!その手を…」
と言った瞬間優斗は少女を引っ張り出した。と同時に優斗は驚いていた。見た目は20代前半なのだが体重が軽過ぎる…。病気を治すための薬の副作用以外で太りにくい体質でも平均の重さになる筈…。と考えていたが少女が倒れた。
「おい!大丈夫か?」
優斗は少女をお姫様抱っこしたと同時に偶然太股が見えてしまい、無数の傷が見えた。そして彼女を車に乗せて、ある病院へ行くために車を走らせた。
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