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中に入り、ゆっくり、ゆっくり、115に近づいて行く。まだ気が付いていない。
後ろからおもいっきり首を締めた。あ、間違えてしまった。
「…………???………あなた…何を?」
115の首は180度後ろに回転し、僕を見詰めてきた。
「どうやら、間違えたようです。この扉、は、入室専用の扉だったようです。」
手を離した。何時までも握っていたら、僕の手は暖かさを完全に失う。
115は首を元に戻し、ドレスをパンパンと叩いて容姿を整えてから口を開いた。
「続きは明日にしましょう。」
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