step【私はもう一人のあなた】

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「こんにちは」 少女は言ったが、顔は見えない。 急に僕は少女の顔に対する興味を失い、方向転換して壁に歩いて行った。 壁に頭を打ち付けて、また、さっきみたいに悩んだ。 「私、は、もう一人のあなた、です。」 君の名、か?変な名前だ。頭を打ち付けながら僕は思った。僕より変な名前だ。 「正式名称、」
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