公平君

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そんなある日、公平君からメールが届く。 「久しぶり★どこ受けるか大体決めた?つーか今度遊ばない?家にいても学校にいても勉強勉強で疲れちゃった。たまにはリフレッシュしたいなって思って」 もちろん即答で「OK」した。 公平君から誘ってくれるなんて思ってなかったからすごく嬉しかった。 当日 学校終わりに駅で待ち合わせた。 最初はカフェでゆっくりまったり話をした、先生の悪口とかいろいろ。 その後ゲームセンターにいってUFOキャッチャーの中のリラックマがかわいくて、見ていたら公平君がとってくれた。 「えーちょーかわいい!ありがとう公平君。」 「うん、てかそろそろ君づけでよぶのやめようよ、恐縮しちゃうから笑」 それからリラックマと三人でプリを撮った。 その日はそれでバイバイした。 家に着くと公平からメールが着ていた。 「今日はありがと。すごく楽しかったよ、誰とでも楽しいってわけじゃないから。ユウと一緒にいれてリフレッシュできてよかった。本当にありがとう。リラックマ大事にしてあげてね★」 私は結構舞い上がってしまった、けど自分の勘違いだったらって思うと恐くて確信を持てないでいた。 私はもう完璧に公平のことが好きだった。
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