公平君

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一週間くらいした頃、昼休みにユキエが話かけてきた。 「ユウちょっといい?」 「うん…?」 「ユウは公平のことどう思ってるの?」 「どうって………」 「じゃあ公平の気持ちはわかってる?」 「わかんないよ↓好きだけどわかんない。私の勘違いだったら嫌だから恐くてなにもできない。」 「そっかぁ」 ユキエと公平は中学が同じだったから、私の異変に気付いた公平がユキエに相談したみたいだった。 私はそれが許せなかった。 確かに中学が同じで相談相手になるのもわかるけど。 なにか気になることがあるなら直接聞いて欲しかった。 てゆうか今の関係がじれったくて、はっきり言ってほしかった。 私がはっきりしなかったのも事実だけど。
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